大谷寺・大谷観音
大谷資料館を見終わった後は、
すぐ近くにある大谷寺に移動しました。
歩いて10分くらいかな?
この日は雨が降っていたのでちょっと大変でした(*_*)
拝観料一人400円を払って中に入ります。
すると岩に覆いかぶさられるようにお寺が!
なかなかすごい景色です。
この中に入ると、岩壁に彫られた日本最古の石崖仏のご本尊が拝めます。
(撮影禁止のため写真は撮れませんが)
私たちは何の知識も持たずに訪れたのですが、
平安時代の今から1000年以上前に空海によって(?)彫られたという、
約4メートルの千手観音像は単純にすごいなーって思いました。
1000年以上前のものがこんなに立派に残っているということに、
素直に感動しました。
その他に、平安時代から鎌倉時代にかけて彫られた4組10体の
石心塑像がありました。
関東のこんな近場にすごく古くて貴重なものがあることを
知りませんでした。
そのあとお隣の宝物館へ。
この辺は縄文時代から人の生活の痕跡が認められるところみたいで、
なんとこの宝物館に縄文最古の人骨が展示されているということで
子どもも興味津々で見てきました。
宝物館の資料によると、
「年齢20歳前後、身長154㎝の男性で、
昭和40年の防災工事中に、お堂下約150㎝の地下より出土したもの」
ということです。
約11,000年前の人骨ということでしたが、
これがまた驚くほどしっかりと残っていました!!
こんな人骨を間近に見るのはもしかして初めてかもしれません。
歯とかもたくさんしっかり残ってましたよ。
子どもたちも食いつくように見てました。
そのあと宝物館の目の前の弁天様が祀ってあるお庭へ。
雨が降っていましたが橋のかかった池があって、
その池の中に弁天様がお祀りされていて
なかなかきれいなところでした。
宝物館の女性が言うには、
弁天様のお堂のところに白蛇の像(?)があり、
その頭をなでながら弁天様を拝むといいということなので、
子どもたちと白蛇なでながら拝んできました。
弁天様を拝んで大谷寺をあとにします。
お寺を出るとすぐ目の前の駐車場の向こうに
大谷観音の頭が見えます↓
こちらの観音様は、第二次世界大戦の戦没者の慰霊と
世界平和を祈ってつくられたものとのことです。
雨が降っていたので駆け足での見学になってしまいました( ;∀;)
こんな感じで大谷資料館周辺の観光は終わりにし、
宇都宮駅に戻ることにしました。
帰りはバスが1時間後までなく、
雨も降っていたし早く帰りたかったので、
お土産屋さんでお土産を買った際タクシーも呼んでもらい、
タクシーで宇都宮駅まで帰りました。
料金は4000円弱でした。
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